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近況報告

日常
11 /09 2017
冒頭に何ですが、下記は近況報告にて「お見舞い」などのメールはくれぐれも一切無用ですのでどうぞご容赦ください。

来年のイベントの企画に走り出した夏の入り口の頃に父親の癌が発覚。
スッタモンダの二ヶ月の後にやっと抗がん剤治療が始まったと思ったら、それが遠因で「低血糖脳症」となり意識不明で救急搬送され、現在はいよいよ最期に向けて看取りつつあります。

家内が担当ケアマネなので変更申請し「要介護2」が出たものの、判定が出る前に緊急入院したので全く無意味なものになってしまいました。

その変更申請の際の主治医意見書のコピーを見ると癌で命は「予後半年程度」と書いてありました。
また「PS(体調)も不良で薬物投与の後に急激に悪化することも予見される」と書いてありました。

なんやずばりと先生は「予見」されているではないか。
予後半年だけなら、わざわざしんどい「抗がん剤治療」を受ける必要なんかあったのかしら。
「抗がん剤治療」についてもう少しメリット、デメリットの説明があっても良かったんじゃないかなぁ。
事前に血糖値が下がっていることが指摘されていたのだから、服薬指導もあっても良かったのになぁ。

お医者さんへの恨み節はともかく、癌を治したい一心で突っ走った父親自身も年齢的なことを考え(11月で85歳)、もう少し冷静に「生への執着」を断ち切る「哲学」みたいなものを持っていたら、残された時間を有意義に過ごすことが出来たのになぁ。美味いもん、もう少し食べられたのになぁ。

いやいや、私の父親は俗っぽい人間でそんな達観した考えを持つ訳など無いことがわかっていたんだから、私達家族がもう少しいろんな選択肢を提示して説得できていれば良かったのになぁ。

などと今となっては悔やむことばかりですが、もう少しだけ「頑張れ、頑張れ」と意識の無い父親に声をかける毎日です。
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江南春琴行

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